

若葉マネキンのお茶室で「月見の会」
18日(土)の夕方から若葉マネキン紹介所のお茶室で「月見の会」を開催しました。出席していただいたのは、横j浜商工会議所の小売り部会のメンバーのほか男声合唱団「横浜グリークラブ」の指揮者、ピアニスト、さらに日経新聞の元記者ら十数人です。このお茶室は横浜市神奈川区片倉にあり、広い庭と本格的なお茶室やバーベキュー小屋があります。かねて、ここでお茶を楽しみたいという声があり、今回、開催されました。
お茶室は別世界、全員が平等に
お茶は日本が世界に誇る伝統文化です。しかし、実際にきちんとしたお点前を経験した人は案外、少ないのではないでしょうか?4畳半くらいしかない狭いお茶室に入ると、そこはたちまち別世界です。昔、武士たちもお茶室に入るときは刀を外に置いて入りました。士農工商の身分制度が厳しかった当時であっても、一旦、お茶室に入ると、身分はなくなり、全員が平等になります。
見事な袴姿とお点前に感激!
今回も正式なお茶を経験していた人は少ないようで、正座してかしこまっている姿を見ると、随分と緊張しているなあ、と感じました。お点前を披露してくれたのは小生のサラリーマン時代の同期生で、何と、40年近いお茶のキャリアを持っています。びしっとした袴を着た姿は本当に格好良かったです。わが同期ながら見なおしてしまいました。
北川製粉所の蕎麦は最高でした!
この「月見の会」に蕎麦粉を販売している北川製粉所(http://www.ntv.co.jp/burari/070623/info02.html)の北川社長が打ちたての蕎麦を持って、参加してくれました。なにしろ120年の歴史ある製粉所です。皆さん、バーベキューを食べたばかりなのに、平均して3杯もおかわりしていました。よほど、美味しかったあのでしょう。実は、11月15日(土)はこのお茶室で日本酒の利き酒会が開催されます。もしかしたら、ここでも、北川社長の売ってくれる蕎麦を食べられるかもしれません。今から、楽しみです。
同期生はみな太鼓腹に!
小生の腹回りは90センチ近くあって、典型的な太鼓腹となっています。中年まで続いた暴飲暴食によって内臓脂肪がたまり、格好悪いことこの上ない体型になってしまいました。以前、もといた会社の同期会コンペがあって、数年ぶりにみんなと会いました。みんな、不思議なくらい小生と同様の下腹の突き出た体型をしていました。中には100㌔近い体重の持ち主もいて、ちょっと、安心したくらいです。
腹筋グッズ、次から次に登場!
何とか出っ張った腹を凹ませたいと願う人たちを狙って、通販グッズの新商品が次から次に登場しています。深夜の通販番組でも腹筋がきれいに割れたモデルが登場して、腹筋グッズを勧めています。こうしたグッズは本当に腹を凹ますことに役立つんでしょうか?プロのトレーナーによると、腹を凹ますのに一番必要なことは内臓脂肪を燃焼させることです。
酒をやめ、歩くことが必要
内臓脂肪は溜まりやすく燃焼しやすいので、摂取カロリーを減らし、消費カロリーを増やせば、必然的に腹は凹んできます。つまり、食事量やお酒を減らし、運動したらよいのです。特に激しい運動ができない中高年にとって、ウォーキングやジョギングが役立ちます。小生は毎日、約1時間かけて徒歩で通勤していますが、なかなか凹みません。毎晩、飲む酒をやめれば凹むはずなのにこれができません。
腹筋グッズは「役立たず」!
では腹筋グッズはどうでしょうか?前述のトレーナーは「腹筋を鍛えるような通販グッズはどんな形のものであれ、お腹を凹ますのに効果的であるとはいえない」と断言しています。内臓脂肪を燃焼させる効果もないし、「腹筋自体は大きな筋肉ではない」からです。お腹を凹ますには高いお金を出して腹筋グッズを買うより、お酒をやめて、毎日、テクテク歩くことにつきそうです。
今秋の臨時国会でカジノ法案成立か?
今年の秋の臨時国会でカジノ法案が成立しそうな感じです。マカオでのカジノの成功が景気浮揚に懸命な自民党を刺激しているためです。小生も数年前にラスベガスに行って、本場のカジノを見てきました。ギャンブルには一切、手を出しませんでしたが、カジノの雰囲気だけは楽しんできました。
日本のギャンブル依存症は世界トップクラス!
小生ができるギャンブルといえばマージャンとパチンコくらいで、競馬、競輪などの公営ギャンブルもやったことがありません。従って、日本にカジノができても行く気はありません。カジノの導入に対して国民の間にも賛否両論があります。反対派はギャンブル依存症の国民が増えることを懸念しています。調べてみたら日本はギャンブル依存症有病率は成人人口の4.8%とマカオの6%についでトップクラスです。これにはビックリしました。
ギャンブル依存症が増加の可能性も!
カジノが国中にある米国でさえ、3.2%なのです。ギャンブル依存症は、ギャンブルへのブレーキがきかないコントロール障害。ギャンブルの機会がたくさんあり、敷居が低いほど有病率は高いとされているため、日本カジノができると、ギャンブル依存症の人が増える可能性があります。2011年9月、世間の耳目を集めた”大王製紙創業家3代目の巨額カジノ騒動”を覚えている方も多いでしょう。小生は総額106億8000万円をカジノにつぎ込んだ井川意高(いかわもとたか)前会長の書いた『熔ける~大王製紙前会長井川意高の懺悔録』を読みました。
カジノで大王製紙の創業家、すべて失う
凄まじいまでの負け方に空恐ろしくなりました。大王製紙の創業家である井川家はこれですべてを失ってしまったのです。小生の父親もギャンブル好きで年中、母親とけんかしてましたから小生自身、ギャンブルに深入りしませんでした。ただ、日本にカジノができたら経済効果はかなりのものでしょう。ギャンブル依存症の人が増えることと、景気浮揚とどっちを選ぶのか、難しい選択であることは間違いありません。
親近感のあるステージに納得
昨日、130万枚のレコードを売って大ヒットした「3年目の浮気」の黒沢博のディナーショーを見てきました。場所は横浜・中華街のローズホテル。流行歌手のディナーショーはほとんど行ったことがありませんが、クラシックやシャンソンの会に比べて、ステージと客席の距離が随分、近いなと感じました。これは実際の距離という意味ではなく、親近感ということです。
1万札はさんだ割りばしを、おひねりに!
例えば、歌の最中でもひっきりなしに客席から声がかかります。また、ステージを降りて客席で歌う時、割りばしに1万円札や千円札をはさんで、黒沢博の胸ポケットに差し込んでいました。今回のショーは黒沢博のバースデーを祝う会だったため、多くのお客さんがプレゼントを抱えて、ステージの前に並びました。5歳になる小生の孫も千円札を持って、ステージに行きましたら、黒沢博はびっくりしたような様子で、「名前は何というの」「何歳になるの」などとやり取りしていました。
「なみだの操」の宮路オサムも参加
また、若い女性のお客さん二人をステージにあげ、3人で「3年目の浮気」をデュエットし、やんやの喝さいでした。「なみだの操」の宮路オサムも飛び入り参加。宮路オサムも「なみだの操」を歌いましたが、のどをつぶしたような独特な歌い方で、「おれの歌い方はこういう歌い方はダメ、という見本」などと言って客席をわかしていました。
チケット販売で歌手も大変!
ところで、黒沢博の歌はそれなりにいいのですが、ちょっと高音部に無理を感じました。後半はずっとスタンダードを歌っていましたが、こちらの方がうまいな、と思いました。料金はおひとり25,000円。ローズホテルの中華は美味しかったですね。これからクリスマスにかけて歌手のディナーショーが目白押し。チケット販売で歌手も大変です。
福岡市薬剤師会が「節薬バッグ」運動
福岡市の薬剤師会が進めている「節薬バッグ」運動のことを知り、とても感心しました。どこの家にも飲み残したままとなっている薬がたくさんあることと思 います。先日、部屋のかたずけをしていましたら、風邪薬、降圧剤、胃薬のほか何の薬かわからない錠剤などが山のように出てきました。古い薬もあって、飲む のはちょっと躊躇しますし、かといって捨てるのもどうかな、というわけでそのままとなっています。
余った薬を有効利用
「節薬バッグ」運動はこうした家庭を対象に余った薬を有効に利用しようというものです。家庭に残っている薬(残薬)を、バッグ等に入れて会員薬局に持っていくと、薬剤師が適正な「くすり」の量になるように調整してくれるというものです。福岡市の薬剤師会がこの運動を始めたのは2年前ですが、その背景には膨大な薬の無駄があります。
飲み残しの薬、年500億円規模に!
日本薬剤師会によると、処方薬の飲み残しは金額にすると年500億円規模と推計されるそうです。福岡市薬剤師会と九州大学の共同研究によると、各家庭に残された処方薬の8割ほどは活用でき、全国で取り組めば3300億円の薬剤費の削減効果が見込めるといいます。それにしても大変な無駄をしているわけです。
全国レベルの運動に期待!
飲み残しの放置は思わぬ事故を招く可能性もあります。処方薬は医師の診断なしに勝手な判断で飲むことにはリスクがつきまといます。特に高齢者の場合、その可能性は一段と高まります。いろいろな薬があると、飲むべき薬を間違えることがあるからです。この運動は今のところ、福岡市だけのようですが、ぜひ全国レベルの運動にしていただきたいものです。