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2015.02.11なぜ、人は並ぶのか?「行列」の不思議!

一杯のコーヒーに2時間半の行列

 最近、新たな米国発のコーヒーチェーン店、「ブルーボトルコーヒー」が東京は清澄白河、南青山への進出したというので、話題になりました。またか、というのが正直な感想です。むしろ、最大で2時間半ほどの行列を作り、先頭の人は深夜3時から開店を待っていたことに、なんでそこまでして、という感想を持ちました。一杯のコーヒーを飲むためにわざわざ、徹夜するなんて小生の理解を超えています。

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岡野町交差点の吉野家はいつも行列

 ただ、こうした行列は珍しいことではなく、時々、街で見かけます。横浜市内では横浜駅西口近くの岡野町交差点にあるラーメン屋の吉村家がそうです。いつ見ても店の前に行列があり、じっと自分の番が来るまで待っています。小生の一度、行列に並ぶのを我慢して食べに行きました。確かに美味しかったのですが、そんなに強烈な印象はありません。仮に隣にラーメン屋があり、空いていれば間違いなくそちらに食べに行くでしょう。

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滋賀の洋菓子店では6時間以上の待ちも!

 テレビで紹介されて、「日本一行列のできる店」として有名になった滋賀県のクラブハリエの売りは独特の食感が特徴の焼きたてバームクーヘン。店のHPには「最大6時間30分の待ち時間をいただく場合がございます」との注意書きもありますが、たかだか洋菓子を食べるのに6時間半もかけるのは異常としか思えません。

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多数派に所属の安心感で行列へ

 しかし、行列に並ぶ人はなぜ、何時間も耐えられるのでしょうか?あるカウンセラーは「社会的動物である人間は、情報が不確かなときは他者の行動を参考にします。お客さんの少ない店よりは行列店に入りたくなりますし、行列店に入ることで、多数派に所属した安心感も得られます」分析しています。『自分はこんな人間だ』という自己確証が弱い人、自分の選択に自信が持てない人などが多いといいます。

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店側も巧妙な戦略で行列作り

 フードコンサルタントによると、そんな「行列に弱い」人間の心理を店側も上手に活用している、といいます。「あえて『注文後に調理』『営業時間の短縮』『店を小さく』などの制約を設け行列をつくる店もあります。レストランなどは予約が取れないのも人気の要素ですから。なお安価で気軽な食べ物ほど行列はつくりやすく、ラーメンなどはその一例です」。店側の巧妙な戦略に乗らなためにも、行列すべきかどうか、冷静な判断が必要でしょう。