ハチノコの瓶詰め、蓼科でお土産に!
小生は以前、夏休みなどに家族を連れて長野県・蓼科に遊びに行きました。高山なので夏場でも湿気がなく、涼しいからです。観光地なのでおみやげ屋ではビン詰めの蜂の幼虫をよく見かけました。食べたことがないので、どんな味がするか、わかりませんが、地元では昔から重要なタンパク源として重用されていたようです。
昆虫食、日本では食わず嫌い
日本で昆虫食として比較的、有名なのはバッタでしょう。バッタの佃煮は食べたことがあります。ビールのつまみにいいなあ、と思いました。日本ではこうした昆虫はほとんど食べられていません。なじみがないし、昆虫を食べる発想がそもそもありません。おそらく、料理に出されても食わず嫌いで箸を付ける人はあまりいないでしょう。
昆虫は必要な栄養の宝庫!
しかし、最近、昆虫食が日本でも注目を集めているそうです。昆虫食の普及をしている食用昆虫科学研究会によると、多くの昆虫は、カルシウム、鉄分、亜鉛といったミネラルや、脂質を豊富に含んでいます。例えば、トノサマバッタなどのバッタ科の昆虫は、100グラムあたり8~20ミリグラムで牛の6ミリグラムを上回る鉄分を含有しているので、バッタがレバーと並ぶ鉄分補給食になるかもしれません。
昆虫は養殖にも最適!
先進国を除くと、食糧難に直面している国がたくさんあり、飢えて死んでいく子供たちも大変な数にのぼります。昆虫は食料・飼料としての役割が大きいだけでなく、大規模な養殖が可能です。エサが少なくて済むうえ、CO2等の温室効果も削減できる効果があります。ハチノコの串刺しなどを食べながら、昆虫食のことをい考えてみたいと思います。