そば打ちの道場に通ってます!
昨年からそば打ち道場に通っています。岩谷学園の教室の一角で毎月1回、修行していますが、何度やってもうまくそばが打てません。指導してくれる師匠は創業明治19年のそば粉の老舗「北川製粉所」の北川社長です。温厚な人柄で指導も丁寧。そばを自分で打って、本当の美味しさを知りました。
打つのは基本の「二八そば」
我々が打つのはそば粉8割、つなぎの小麦粉2割のいわゆる「二八そば」です。師匠は小麦粉を使わず、そば粉だけの「十割そば」を打ちますが、とても小生の実力では打てません。メンバーのなかには打つ人もいますが、つなぎ粉がないために麺が切れてしまいます。そば粉と小麦粉を混ぜた粉をたんねんにまぜ、水を含ませて、練っていくうちに何とも言えないそばの香りが漂ってきます。30分位、腰を曲げたままにするために、腰痛を引き起こしそうになります。
立ち食いそばは何と、蕎麦2割、小麦粉8割!
ところで、ネット見ていたら「外食チェーンの裏側・・・行ってはいけない立ち食いそば」という記事を見つけました。早速、読んでみたところ、立ち食いそばの多くではそば2割、小麦粉8割の「逆二八そば」がまかり通っているというのです。びっくり仰天とはこのことです。見かけはそばでも実質はうどんと同じだそうです。なんで、こんなことが許されるかというと、外食のそばにはそば粉の比率に関する規制がないためです。
立ち食いそばはもう食べません!
そば粉は小麦粉より高いため、利益を出すにはなるべくそば粉が少ないほうがいいわけです。これが「逆二八そば」ができる理由です。立ち食いそばは一杯300円くらいですが、まともなそば屋さんはそば粉の比率が高いため、当然、一杯700円くらいします。やはり安いには安いだけの理由があったのです。それにしても、こんなことが許されるなんて!小生はもう立ち食いそばは食べません!