中学受験、今や普通!
マネキンさんのなかにはお子さんが12歳でいよいよ来年から中学生になるお子さんを持っていらっしゃる方も多いと思います。小生が小学校を卒業した時は当然、地元の中学校に通うものと決まっていました。もちろん、私立中学校もありましたが、家の周辺の友達の中で、私立中学に行ったものは一人もいませんでした。中学受験など全く念頭にありませんでしたた。しかし、時代は代わり、今や中学校受験は珍しくありません。
小学校卒業後、5コースから選択
小学校卒業後にどんなコースがあるかというと以下のとおりです。
1) 私立中高一貫校(受験)
2) 公立中高一貫校(受検)
3) 国立大附属中学校(受験)
4) 地元の公立中学校
5) 「学校選択制」による別の公立中学校
小学生の2割が中学受験
もし、子供さんの中学受験を考えるなら、小学校3年生位から準備しなければなりません。大手学習塾「栄光ゼミナール」の資料によると、2014年度の国公私立中学受験(検)者数は、6万1800人(うち公立中高一貫校の受検者数は1万6000人)。現在の小学6年生人口が約30万5000人とすると、その約20%の子どもが中学受験をしたことになります。
競争社会の中で少しでも良いポジションを!
なんで、中学受験が増えたかというと社会的に先の見通しがつかなくなったためかもしれません。競争も厳しくなり、安定的な地位の保証なんてありません。そうなると、親は少しでも子供に高い教育を与え、社会に出た時に少しでも有利なポジションを与えたいと思います。
教育熱心な家庭が多い中学に安心感
中学、高校はとても多感な時期です。周りから感化されやすい年代でもあります。中学受験を乗り越えた生徒の家族は教育熱心で所得も高い層が多いです。このため、親からすると、高い授業料を払ったとしても私立中学などに入れたほうが安心です。地元の公立中学には様々な家庭の子供が集まりますので、非行グループにはいったり、いじめに合うこともあるでしょう。
親子の会話で語彙増やす
もし、子供を有名中学に入れたいと思うなら、小学校の早い段階から準備する必要があります。例えば、灘高のような超有名学校になると、国語の試験では語彙の多い子供を取ります。しかし、語彙は受験勉強だけでは身につきません。やはり、親子の日頃の会話から生まれます。たくさん、子どもと会話し、いろいろな刺激を与えてやることが最も大事です。