「いのちの電話」は年中無休で24時間体制!
小生は横浜金港ライオンズクラブの会長さんと知り合いなのですが、この方は「横浜いのちの電話」の責任者として、自殺予防の活動を熱心にやっていらっしゃいます。「いのちの電話」というのは全国各地にあり、自殺を考えている人たちの電話を年中無休、1日24時間体制で受けています。電話で相談を受けている方たちは全員、ボランティアです。人生に生き詰まり、もがき苦しんでいる方の声に真夜中でも耳を傾けているわけです。
ボランティアを募集です!
この「横浜いのちの会」がボランティアを募集しています。募集要件は以下の通りです。
応募資格 (以下のすべてを満たすこと)
1、年令が23歳から65歳までの人(2014年3月31日現在)
2、横浜いのちの電話の活動と基本理念に賛同し、積極的に参加できる人
3、1年間の養成コースに参加できる人(週1回2時間及び宿泊研修2回)
4、電話相談員ボランティアとして無料奉仕できる人(交通費も自己負担)
5、24時間年中無休の電話相談において、原則として月2回の担当ができる人
現在200人が電話相談
かなり、厳しい要件ですが、やはり人のいのちに関わる作業をするのですから、ボランティアにもそれなりの覚悟が必要です。横浜いのちの電話は1980年9月1日に開局し、社会福祉法人の認可をとり、自殺予防の一環として現在約200名の電話相談員が年中無休で24時間休まず活動を続けています。しかし、このような電話相談活動を継続し充実するためには、多くの相談員が必要なわけです。
米人女性が予告どおり、「自殺」!
先日、脳腫瘍を患い、余命半年を宣告された米人の結婚したばかりの若い主婦がブログで11月1日に薬を飲んで死ぬことを宣言し、世界を驚かせました。この女性は予告通り、医者から処方された薬を飲み、家族の見守る中で命を絶ちました。ショックです!この人の苦しみは痛いほど分かりますが、それでも人には自ら命を絶つ権利があるのか、恐らく誰にもわからないでしょう。
人として生まれることは、ほとんど奇跡!
しかし、仏教ではこの世に人として生まれるこことは藁の山の中から1本の針を探すことより、難しいと説いています。塗炭の苦しみを長い間、受け続けても生きなければならないのか、それとも自分の命だから自由に終止符を打てるのか。少なくとも、経済的な理由や人間関係、家族間家の悩みで死ぬことは許されないでしょう。