まず出産にかかる費用ですが、財団法人こども未来財団という団体が試算した数字がありますのでご紹介します。
出産する際に必ず発生する費用として定期検診、分娩・入院などがあります。こども未来財団によると、定期検診で90,718円、分娩・入院で396,370円となっています。定期検診のために通う交通費も6,791円となっており、合計で493,879円です。
このほか、出産準備金として妊婦用品・衣料品で24,689円かかるほか、妊娠中の運動・学習費、里帰り出産費など細々したものも47,947円かかる計算となり、全部で541,826円になります。
ただ、この試算はあくまで調査対象者の費用を平均化したもので、普通の出産で大体このくらいかかりそう、という目安です。自分の裁量で支出調整できる費目もありますので、十分に検討しましょう。なお、正常な出産は保険の対象とならず、基本的には自己負担となりますが、異常出産などは病気として扱われますので保険を受けられます。