親近感のあるステージに納得
昨日、130万枚のレコードを売って大ヒットした「3年目の浮気」の黒沢博のディナーショーを見てきました。場所は横浜・中華街のローズホテル。流行歌手のディナーショーはほとんど行ったことがありませんが、クラシックやシャンソンの会に比べて、ステージと客席の距離が随分、近いなと感じました。これは実際の距離という意味ではなく、親近感ということです。
1万札はさんだ割りばしを、おひねりに!
例えば、歌の最中でもひっきりなしに客席から声がかかります。また、ステージを降りて客席で歌う時、割りばしに1万円札や千円札をはさんで、黒沢博の胸ポケットに差し込んでいました。今回のショーは黒沢博のバースデーを祝う会だったため、多くのお客さんがプレゼントを抱えて、ステージの前に並びました。5歳になる小生の孫も千円札を持って、ステージに行きましたら、黒沢博はびっくりしたような様子で、「名前は何というの」「何歳になるの」などとやり取りしていました。
「なみだの操」の宮路オサムも参加
また、若い女性のお客さん二人をステージにあげ、3人で「3年目の浮気」をデュエットし、やんやの喝さいでした。「なみだの操」の宮路オサムも飛び入り参加。宮路オサムも「なみだの操」を歌いましたが、のどをつぶしたような独特な歌い方で、「おれの歌い方はこういう歌い方はダメ、という見本」などと言って客席をわかしていました。
チケット販売で歌手も大変!
ところで、黒沢博の歌はそれなりにいいのですが、ちょっと高音部に無理を感じました。後半はずっとスタンダードを歌っていましたが、こちらの方がうまいな、と思いました。料金はおひとり25,000円。ローズホテルの中華は美味しかったですね。これからクリスマスにかけて歌手のディナーショーが目白押し。チケット販売で歌手も大変です。